亡くなった理由を考える先生の話では、心臓の冠動脈が閉塞した可能性、脳出血などが考えられるが、順調で退院検査も全てパスしていただけに全く理解できないとの事。病院のスタッフは皆、理解できなかったようです。 一応、体部の病理解剖を行い、目視による判断では原因となる物は見当たらなかったとの事。 頭は切ってないので不明。 あとは、臓器のスライド標本を調べた病理の先生がどういう評価をするかとなります。 もしかして... と自己嫌悪に陥るのが「急激な体重増加による心臓への負担」。 GCUに移ったタクさんは驚異的な回復振りを発揮。 ミルクの制限はされていたものの、いつも上手に飲み干し、直接母乳の時にはタラフク飲んでいた。 体重も30~40g/dayの勢いで順調に増加していた。 1ヶ月で1,000g増加したのではないだろうか。 この体重が日々増加する事について、夫婦は非常に喜んだ。 「すごい」「えらい」そして、「早く大きくなぁれ」。 この最後の言葉、「早く大きくなぁれ」というのが、亡くなってしまった原因という可能性もあるのだろうか? 体重が増えれば、それだけ心臓への負担が大きくなる。 負担に耐え切れずに、心不全を引き起こしたのだろうか? そう思うと、喜んでしまって後悔。もっとじっくり成長するようにタクさんに伝えなければならなかったのかもしれない。 ズンズンと大きく成長するタクさんを応援してしまった自分に怒りと悲しみが沸いて来ます。 もちろん、体重増加も含めて医学的見地から順調に進行していた訳なので、素人判断では良くないのでしょうが・・・。 神秘的な解釈をすれば、天寿だったのかもしれません。 そうだとしたら、こんな風に考えてしまいます。 お腹にいた時から、心臓の奇形で苦しかった。 けれどもそこで諦めてしまっては、兄くんやママを危険に晒してしまう。 だから、生れ落ちるまで頑張った。 そして出産後、色々苦労しているママに負担をかける訳にも行かず、搾乳やおむつ交換などに慣れるまで低酸素ながら頑張った。 そしてオペ。 本当はそこで天寿を全うする筈だったが、パパとママが一日中心配しているので頑張ってくれた。 そして、退院前日。 退院するまで回復して欲しいという夫婦の願いを叶え、且つ、家に帰ってから苦労をかけまいとして、病院にいる内に期限延長してもらっていた天寿を全うして安らかに仏様になられた。 本当にフッ と亡くなった事からも、天寿という言葉にも納得してしまいます。 原因は未だ不明ですが、タクさんは、苦しむ事無く安らかに眠りについたと考えています。 ジャンル別一覧
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